舞う花-睡蓮の上で- feat.NAS
(C)飾屋しろがね、NAS
2009.9.28
・鉛筆、シャープペンシル、Illuststudio、Painter Essential、Photoshop Elements
アクセサリーブランド『飾屋しろがね』様とのコラボレーション作品です。
職人の原田明徳(はらだあきのり)さんからありがたくもご了承をいただき、作品のおひとつ『舞う花・桜 弐式(仮)』をお借りしてそれに合わせてデザインを考えました。
こちらの作品の素材にはベネチアンガラスが使用されており、そのことと作品のコンセプトである、「物事の始まり」をつかさどる桜の花から神山の考えを訴える、デザイン絵でありながらも詩的な要素を取り入れた作品に仕上がっています。
その昔、友人の画家からの招待でベネチアの地を訪れた印象派画家・モネは、その土地の美しさ、そして光の移ろいにすっかり魅了されたといいます。
そんなモネの作品の中でも、ベネチアの地を描いた作品の色彩を分解し、この絵の中でアレンジをしてオマージュしました。
また、アクセサリーの桃色を活かせるよう、メインカラーに紫を選びました。
「始まり」をつかさどる『舞う花・桜 弐式(仮)』と、「終わり」をつかさどる『黄昏Tシャツ』のなかで静かに輝く女性。
始まりも終わりも、すべてを全身でうけとめて、感じてこそ人間は輝くもの。そういったことを表現したつもりです。
また、原田さんへの大きな感謝とリスペクトの気持ちを込めて、睡蓮を描きました。
*画中の作品と完成品は異なる場合がございます。